行きつけデビュー候補 笹塚海花(kaika)
ここ数年憧れ続けて、それでいて未だに手に入れられないのが<行きつけの店>。
悲しいことに、にゃむの相方さんは毎回違うお店に行って、色々なものを食べて飲みたい主義。そのため、なかなか決まったお店に繰り返し行くという機会がなく、行きつけのお店もできません。
そんな中、笹塚に引っ越してきてから1年、数ヶ月に1回のペースで訪問させて頂いているお店があります。笹塚駅から徒歩10分程度歩いたところにある 海辺の花 海花(kaika)です。
金曜日の夜なんかになると、1週間の疲れが溜まっているからか、はたまた、お休みモードになってしまうからか、夕飯の支度をする気が無くなってしまい、外食になることが多いのです。そういう時は、相方さんの帰宅時間が事前に読めないので、予約をしなくても入れて、且つ、遅くまで営業しているお店を見つけなくてはいけません。その上、出来ることならリラックスしながらお酒を飲みたいし、美味しいご飯も食べたい…。
こんな難しい条件に合致してくれる数少ない笹塚のお店が、海花。味、料金、店の雰囲気、大将の人柄、どれを取っても良いお店なのですが、少し駅から離れているため、比較的スムーズに入店することができます。
メニューは、お手製の餃子や煮込み、馬刺しといった肉料理もありますが、オススメは何と言っても大将が豊洲市場で仕入れてくる魚料理!
先日訪問した際は、ブリカマの焼き(900円)をオーダー。すると、その日は美味しいカンパチが入ったということで、カンパチの焼きを出していただけました。
脂ののった焼き魚が石川の銘酒 加賀鳶(1合800円)に合うこと、合うこと!
海花の大将はオススメの魚やメニューを教えてくれるのですが、この日も新しい豊洲市場に行った話をしてくれました。私は人見知りなので自分から店員さんに話しかけるのは苦手ですが、話しかけてもらうのは大好き!以前、女将さんにも「(相方さんと)仲良くていいわね〜!」と声をかけて頂いたことがあって、とても楽しい気分になりました。
それというのも、アメリカに住んで以来、お店の人とコミュニケーションを取ることが私の中で当たり前のことになっているから。
アメリカだとウェイターさんに限らず、偶然同じ道に居合わせた人や、レストランで隣のテーブルに座っていた団体と言葉を交わすことが頻繁にあります。すれ違った人に「その靴素敵ね、どこで買ったの?」と話しかけられることも日常茶飯事。
そんなアメリカのオープンなカルチャーを体験してしまうと、家族・友人・同僚としか会話する機会がない日本での生活に寂しさを感じてしまいます。まだアメリカの感覚が抜けないままに深夜の新橋のラーメン屋で隣の席のおじさんに話しかけて、怒られた悲しい思い出も…。
日本の文化にすっかり適応した今では、自分から無闇に知らない人に話しかけることはなくなりましたが、それでも、せっかくの外食であれば店員さんとの会話も楽しみたい。だからこそ、行きつけのお店を作りたい!
残念ながら、まだ海花さんを行きつけの店と呼べる境地には達していません。しかし、にゃむの初めての行きつけの店になるポテンシャルを大いに秘めていることに間違いない。笹塚で行きつけデビューをすべく、夕飯の支度をサボる機会を見つけては、海花さんを訪れようと思います。
行きつけになった暁には、ここでご報告しますね〜!
【海辺の花 海花(kaika)リンク】
https://www.hotpepper.jp/strJ001100496/